冬のお風呂、寒いし嫌ですよね。僕も基本的にお風呂嫌いです。夏はシャワーだけで済ませてしまうのでいいんですが、冬は寒いしできれば入りたくないとまで思うレベルです。
特に僕の家はまず体を洗ってから浴槽に浸かるようにという暗黙のルールが存在しているのでなおさら寒い。。。
そんなお風呂の寒さを克服した僕の実家のお風呂をリフォームした実例を紹介します。
実家のお風呂がもう昔のお風呂なのでいろいろと問題が出てきていて、両親の年齢も考えたら体に負担の少ないお風呂にするほうがいいなってことでリフォームをしました。
昔ながらのお風呂はとにかく寒いです。寒さをとにかく何とかしたかったのと、将来的に介護が必要になった時のためにできることを考えたお風呂リフォームの内容です。
お風呂が寒いのが辛い、お風呂が古くてそろそろリフォームを考えているという方は参考にしてくださいね。
お風呂の悩みが多すぎたのでリフォームを決めました
僕がお風呂のリフォームを本気で考えたのは、実家の両親の事を考えたからです。
僕の実家のお風呂は昔ながらのタイル貼りのお風呂で、以下のような悩みがありました。
- とにかく寒い
- 足元がタイルなので滑りやすい
- 浴室の天井が高く、とにかく寒い
- カビが付きやすく、暗く汚い印象
- 浴槽が深くて高齢の両親には危ない
- 換気扇がなく、湿気がこもる(窓はある)
どれも昔ながらのお風呂というのが原因かもしれないけど、歳を取ってきた両親にはちょっとお風呂が身体に良くないような気がしたんですよね。
まず寒い。冬のお風呂は鳥肌出たまま入らにといけないくらい。湯船に浸かっていても浴室が寒いからお湯が冷めないように蓋をしながら顔だけ出して浸かるあり様です。
そして滑りやすい。バスマットを置いてるけどそれもなんか危なっかしい。換気扇もないので湯気が充満して入浴中は視界がぼんやり、これも危ない。湯気が逃げるところがないからカビも出やすくて衛生上よくない。
窓はあるにはあるんですが、お風呂の窓ってなんで浴槽の向こう側なんだよって思いません?
そうでないとこもあるんだろうけど、浴槽をはさんで窓があると開け閉めもちょっと伸びながらになるのでこれも危ないよねって思います。
あと、ちょっと浴槽が深いんですよね。だから跨ぐのがちょっとしんどいんじゃないかと思うんです。
そんな実家のお風呂、寒い冬に頑張って入らないといけないお風呂は両親の体には負担になるのではないかということで、リフォームをすることにしました。
お風呂のリフォームの注意ポイント5つ
僕が実家のお風呂をリフォームするにあたって重視したポイントはこちらの5つ。
- 寒くない
- すべらない(すべりにくい)
- 掃除が楽
- 浴室暖房をつける
- 将来の介護に使えるように
この5つのポイントを押さえたお風呂リフォームにしました。両親の年齢を考えて体への負担の軽減を優先しています。
あと、お風呂には快適にゆっくりと入ってもらいたいなと思って。
寒くないお風呂のリフォームの実例
お風呂の様式には2種類あって、ひとつは「在来工法」と呼ばれる様式なんですが、家のひと部屋をお風呂にする工法です。昔のお風呂はこのタイプですね。天井も他の部屋と同じで高くて寒いのが特徴。まさに実家のお風呂がこれです。
もう一つは「ユニットバス」システムバスとも言いますが、お風呂のセットをはめ込んで作ってしまうタイプ。最近のお風呂はこのタイプがほとんどですね。断熱性、速乾性も高いのが特徴ですが、どれも似たり寄ったりになってしまうデメリットがあります。
在来工法のお風呂は、温泉旅館のお風呂、ユニットバスのお風呂はホテルのお風呂って言えば分かりやすいかも。
実家のお風呂は寒さをなんとかしたいのでユニットバスを選びました。
すべらない(すべりにくい)お風呂リフォームとは?
実家のお風呂はタイル張りだったので滑りやすいんですよね。おまけに冷たくて足元が寒い。冬は地獄です。
となると、ユニットバスで床材をどれにするのかということになります。
基本的に床材の表面は汚れが付きにくく、水はけがよいものを選ぶとお手入れが楽になるのでおすすめです。
樹脂素材の床や、FRP床材が滑り止め加工もされていていい感じ。さらに良い床は断熱構造になっていてお風呂に入った一歩目の冷たさを軽減してくれるのでさらにいい感じ。
とりあえず両親が滑って転んでしまわないことが最優先なので表面に滑り止め加工のされている床材を選択ですね。
リフォームで浴室暖房をつける必要はあったのか
僕自身の今住んでいる家は浴室暖房があって、冬場は毎日使っています。仕事から帰ってまずリビングに入る前にお風呂に入るという習慣の僕は暖房を入れておかないと服を脱ぎたくないんです。寒いのキライ。
実家の両親に寒いおもいをしてお風呂に入ってもらうのはなんだか悲しいので、浴室暖房をつけることにしました。浴室暖房のメリットは入る時寒くないということと、出る時にも冬場は体を拭いているうちに、せっかく温まった体が冷えてしまうことを防ぐことが出来ることもメリットです。
両親にも歳とともに体に負担をかけずにお風呂に入ってほしいなって思いました。
お風呂の掃除はけっこう手間だと思う
お風呂のお手入れってけっこう手間ですよね。浴室も湿気が多いのでカビが出やすいし、浴槽も毎日掃除しないといけないし。
そうするとカビの発生しやすい材質は使いたくないです。タイルや木材のお風呂は避けたいなって思いました。
またできるだけ凹凸を無くすという選択も考えました。特にカウンター。あれは僕の家にも付いているんですが下の方の見えない部分がかなり汚れます。でも掃除はものすごくやりにくいです。石鹸の垢とか水垢も残るので気持ち悪いです。
もしお風呂にカウンターがあって下の方を見たことのない方はいちど見てください。ちょっと引くと思います。
ということで、思い切ってカウンターは無しにしました。できるだけ手入れが楽になるよにということです。
将来の介護に使えるように介護リフォーム
お風呂のリフォームでけっこう悩んだのが介護リフォームです。将来両親に介護が必要になった時のためにお風呂の間口を広くして折れ戸にしました。ほんとは引き戸にしたかったんですがスペース的に無理だった。
悩んだ部分はどこまで介護仕様にするのかということ。実際に介護まではまだ数十年はあるし、どんな介護が必要になるのかわからないので「無駄なものを付けてしまうことになるかもしれませんよ」って言われました。
なるほど、せっかく付けた介護用の設備も邪魔な設備になってしまう可能性もあるわけですね。
ということで、一般的な浴槽の横に手すりを付けるだけにしておいて、実際に介護が必要になった時に、介護の補助金も検討しつつ再度リフォームを考えようということになりました。
お風呂のリフォームで寒くないは実現できた
僕の実家のお風呂リフォームをした経験ですが、ユニットバスにするだけで浴室内の寒さはかなり改善されました。
でも、浴室暖房はあったほうが絶対にいいです。ユニットバスにするでけで寒さが改善されるとは言っても、冬のお風呂はやっぱり寒いです。服脱いで入るので寒いです。
でも浴室暖房があれば、お風呂に入る5分前にでも暖房を入れておけばそれだけで快適さがMAXになります。冬でもシャワーだけでいけるくらいになります。
あと、浴槽のお湯も冷めにくいのでしっかりと体を温めることができますよ。
もし昔ながらのお風呂のでリフォームを検討しているならほんとにおすすめです。最近のユニットバスにすることで僕の実家の悩みを全て解決してくれました。
寒さだけでなく、複数の悩みを一度に解決できちゃいますよ。
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