家をリフォームしたり、家を建てるのに向いている季節や、時期はいつがいいんでしょう?
気候によって完成した家に差が出るのか、費用でも差が出るか?
気になりませんか?
リフォームや家づくりは工事も大掛かりになることも多く、生活に影響がでることも考えられるので、タイミングに悩みますよね。
そこで今回は、リフォームや家を建てる時期はいつがいいのか、季節ごとのメリットとデメリットも合わせてまとめてみました。
家のリフォームする時期や季節をいつにしようかな?って悩んでいる方はぜひ読んでください。
家をリフォームするのに適した時期
時期の考え方ですが、
例えば、20年使い続けてき冷蔵庫があります。この冷蔵庫扉、締まりが悪いけど、ちょっとしたコツでちゃんと閉められるし、食べ物も冷やしてくれます。ちょっとモーターの音がうるさくなってる気もするけど…。
さてこんな冷蔵庫、買い替える? まだいけそう?
家も同じで、そろそろ手を入れるべきか、もう少し頑張ってみるか。
結論から言うと、「頑張って使い続けるメリットはあまりない」です。
家の場合だと、設備の故障、建物の老朽化がこのケースかと思いますが、
手入れの遅くなった家は、
- 修復が困難
- 総取り替え
- 他の場所にも悪影響
など、予想外の事態に発展して、工事費用も高額になる場合があります。
大規模の工事が必要になると、解体作業、仮住まい、引っ越し、職人さんの人手など、費用が高額になりがち。
リフォームの時期は、
ひどくなる前に現状復帰
が原則です!
そのために、
定期的なメンテナンスや点検をしっかりとやりましょう。
日々のお手入れや掃除をしてあげるだけでも全然違いますからね。
異常に気づいたときはすぐに処置することが、無駄な出費を防ぎ、良い住環境を保つためには重要です。
リフォームって「修理」のイメージがあるかもしれませんが、実は「家を長持ちさせる」ために行うんですよ。
家をリフォームするのに適した季節
リフォームするのに適した季節っていつなんでしょうか。
思い立ったが吉日なんて考えもあるけど、
- 費用が安くなりやすい
- 工事が計画どおりに進みやすい
この2点をポイントにして、季節ごとにリフォームのメリットとデメリットをお伝えしていきますね。
ちなみに僕はあまり季節は気にしませんでした。子供が小さくて色々と思い出が作れるようにと思って、中庭のウッドデッキで遊べてり、バーベキューをしたり、
庭で遊べるようにってことを重点的に考えたので、今しかない! って感じで外構の工事をしましたよ!
春のリフォーム、メリットとデメリット
春にリフォームするメリット
春は生活環境が変わったり、新生活がスタートするタイミングなので、リフォームで心機一転にはピッタリですね。
また、気候的にも安定した日が多いので、雨で外の工事が止まることも少ないので計画通りに工事が進みやすいです。
あと、リフォームを住みながらする場合だと、暑さ寒さが気になることのない気温なのも魅力です。
また、新年度の始まりは補助金の申請も始まるわけですが、人気の補助・助成の精度は予算の都合上、なくなるとお終いなんてことも多いので、春のリフォームは有利でと言えます。
- 新生活のスタートに合わせることができる
- 気候が安定していて工事が進みやすい
- 気温も暖かく、住みながらでも冷暖房が不要
- 補助金の申請も始まる
春にリフォームするデメリット
春はリフォームするにはメリットも多くて人気のシーズンなんですね。なので、どうしても人手不足になりがちなわけです。
大工さんや、職人さんが足りないので、リフォームできない! って問題がおこってしまいます。
春にリフォームを検討している方は、早めの計画と予約を忘れないようにしましょう。
人手不足でリフォームできない
夏のリフォーム、メリットとデメリット
夏にリフォームするメリット
夏はとにかく暑い! なのでリフォームするには人気のないシーズンのようです。熱中症対策も怖いので、大工さんや職人さんの仕事効率も落ちそうですもんね。
ただ、夏は昼間の明るい時間が長いのがメリット。作業時間も長く取ることができます。
また、リフォームで仮住まいをする場合だと、夏休みを上手に使うことで子供の通学の負担も減らすことも出来ます。
- 日が長いので作業時間も長く取れる
- 夏休みで通学負担を軽減できる
夏にリフォームするデメリット
夏の始まりには梅雨という雨の時期がありますね。最近では突然のゲリラ豪雨も頻繁に起こっているので計画どおりに工事が進まないことも考えられます。
また、暑い時期にはエアコンが使えない場合も考えておいた方がよさそう。
工事の影響で、壁や窓を閉めることができなかったり電気を一時的に止めることもありますよ。
- 梅雨や急な天気の悪化で工事が進まない
- エアコンが使えない
秋のリフォーム、メリットとデメリット
秋にリフォームするメリット
秋は春と並んで人気のリフォームシーズンです。気候も穏やかで過ごしやすいですもんね。
暑さや寒さも厳しくないので工事もはかどり易い季節です。
また、寒い冬に向けて断熱工事や、窓などの防寒対策にリフォームをする人も多いようです。
- 気候が良く、工事がしやすい
- 住みながらでも冷暖房が不要
秋にリフォームするデメリット
秋のリフォームで最も敵になるのが、台風です。最近では台風の被害が大きくなることが多いので、リフォーム途中の部分は特に注意が必要になります。
台風で工事が進まないだけでなく、被害が出てさらに追加の工事なんてことになったら目も当てられませんよね。
- 台風シーズンなので工事に遅れがでる場合がある
- 日が短くなるので工事の時間が短くなる
冬のリフォーム、メリットとデメリット
冬にリフォームするメリット
春に向けて新しい生活のスタートを切るために気分を一新して迎えるためにリフォームするのにはもってこいの時期です。
ただ、冬は寒いからなのか、リフォームを避ける人が多いんですよね。家づくりには寒さは天敵なんです。
塗装や接着剤が乾きにくい、日も短い、雪や霜の影響で工事が中断もしばしば…。
そんなリフォームにはちょっと不向きな季節なんですが、工事が少ないということは、人気の工務店や職人さんも手が空いている可能性があります。
有能な職人さんや人気のリフォーム会社に依頼ができるチャンスです!
- 春に向けて心機一転のチャンス
- 人気のリフォーム会社や職人さんに依頼できる
- 職人さんを確保しやすい
冬にリフォームするデメリット
冬は気温が低く、天候も安定しない時期なのでどうしてもリフォームには向いていない季節と思われがちです。
特に、住みながらのリフォームだと、暖房が使えないと致命的に厳しいので、暖かくなってからにしよって思ってしまいます。
天気や気候が工事に影響が出やすい季節なので、「この日までに完成させたい」って予定にゆとりがない場合は避けた方が無難かもです。
- 工期が不安定で余裕を持つ必要あり
- 外構など、外のリフォームは不向き
- 塗装や接着に時間がかかる
- 日が短いため、工事日数が長くなる
リフォームで費用がかかる時期はいつ?
リフォームで費用が高くなりがちな季節はズバリ、
「冬」です。
冬は明るい時間が短いので、1日の工事の時間が短くなります。
また、雪などの天気の影響で工事が遅れたり、気温の低さゆえに、塗装や、接着、コンクリなどの乾燥にも時間がかかるためです。
天気が影響するという点では、夏から秋にかけての台風や豪雨も最近では影響が大きいです。
リフォーム費用を押さえたいなら、
【 春◎ > 夏〇 = 秋〇 > 冬△ 】
まとめ:リフォームの時期に参考にしたいタイミング
リフォームは季節や、費用も気にしておきたいですが、それ以外にも、リフォーム経験者がなぜその時期にリフォームを選んだのか? というポイントを教えてくれました。
- 子どもの成長とともに4月のスタートのタイミングで
- ご主人の退職のタイミングで趣味に使える部屋が欲しくなった
- 住宅の急なトラブル
- 引っ越しの時期から逆算してリフォーム
- 工務店の決算時期に合わせて
- 子ども夫婦との同居が決まった
- 風水的に良い時期を決めた
- ご主人の退院に合わせてバリアフリーリフォーム
ご自身の都合の良いタイミングでいいってことですね(笑)
季節も最近ではそれほど神経質に考えなくても良くなっています。雨が降ってもプロの仕事なのである程度想定内なので、しっかりと養生してくれますし、
最近の暑すぎる夏よりも、冬の方が仕事がはかどるなんて職人さんもいるわけです。
リフォームの季節や時期はあくまでも目安、ぐらいに考えて、ご自身の家族のタイミングですれば、それが正解なんじゃないでしょうか。