注文住宅で家を建てる際に知っておきたい良い家を安く建てる7つのポイント

今回の内容は、家を安く建てるコストダウンの方法として知っておきたいポイントを紹介していきます。

７つのポイントに分けているのでわかりやすいと思います。

安く建てると言っても、けっして妥協した家づくりの話しではないです。家づくりでケチったら後悔してしまうことになってしまいますからね。

安くできる部分はしっかりと費用を抑えてコストダウンし、こだわりたい部分や絶対に取り入れたいものにしっかりと予算を使って、満足できる家づくりをしましょう！ ってするためのポイントです。

 

注文住宅であなた理想や思いを詰め込んだ家づくりをしたいけど、費用が心配、できるだけ安く無理のない家づくりをしたいと考えている方はぜひ覚えておいてほしい内容になっています。

僕も家を建てた時にいろいろと勉強したんですが、そんな経験も含めて家を安く建てるためのポイントをわかりやすく7つに分けて紹介していきます。

これから家を建てる方や、まだ先だけど今後建てる予定がある方はぜひ読んでくださいね。

 

家を安く建てる7つのポイント

家を安く建てるポイント①：家の形は四角形（総2階建ての家）

家を安く建てるには、とにかくシンプルな造りにすることです。なので「四角形の箱型」の家がコストダウンにはいちばん有効は方法になります。

家の形がシンプルなほど費用は安く、複雑な造りの家ほど高くなるということですね。

 

【注意】　家は造りが複雑になればなるほど、

• 手間がかかるので人件費が増える
• 壁の広さが増える
• 柱などの構造建材が増える
• 家の強度を上げるための建築部材も増える

 

家づくりでコストダウンをするなら、上記の注意を意識しながら間取りを検討するといいですよ。

特に四角形の箱型の家（総2階建ての家）は上記のポイントを押さえた建て方で、構造上のメリットも多いので外見にこだわりがない方にはおすすめの建て方になります。

 

僕の家の実家が四角い総二階建ての家なんですが、外見がシンプルすぎて安っぽく見えるかというとそんなこともないです。むしろどっしりと構えていて安定感を感じます。見た目から災害に強そうな外見ですよ。

 

 

家を安く建てるポイント②：壁や間仕切りを減らす

コストダウンのポイントのふたつ目は、部屋と部屋を仕切っている壁を減らすということです。

壁や間仕切りが増えるとその分の柱や壁材、扉を付ける必要もでてくるので、人件費も含めて必然的にコストはアップしていくことになります。

 

トイレやお風呂などは仕方ないですが、とにかく収納は多いに越したことはないな～、とか、とりあえず将来的に必要になるかもしれないしひと部屋増やしておこうかな～、という考え方は注意してくださいね。

 

できるだけ壁を減らして、広いリビングやキッチンにすれば開放的で明るい家になりますよ。

 

コストダウンを希望しながらも、家の設備などにはこだわって快適な家にしたいのが本音だと思います。

設計を依頼するハウスメーカーや工務店にもその旨をしっかりと伝えることで、安心して話しをすすめることができます。

 

また、依頼をかける際には必ず相見積もりを取るようにしてください。

複数の会社にまとめて依頼をすることで、各会社の得意分野によって、より安く建てることができたり、さらに良いアイデアを出してくれることもありますので、あなたの理想や希望に合った家づくりができますよ。

 

下記のリンクから無料で一括見積請求ができますので、希望欄に「費用を抑えた総２階の家を考えています」「壁や間仕切りを減らした開放的な家にしたい」と希望をいくつでも書いておけばそれに見合ったプランを複数の会社が出してくれます。

 

家づくりの第１歩としてぜひ活用してください。

 

＞＞＞注文住宅や間取りプランを無料で一括見積はこちらのページから詳細が確認できます

 

 

家を安く建てるポイント③：１階と２階の壁の位置を同じにする

家の壁や間仕切りを少なくするとコストダウンができますという話しをしましたが、１階と２階の壁の位置を同じ場所にすることでもコストダウンすることができます。

 

家の強度の問題から、上に乗る２階部分を支えるために大きな梁を１階の天井部分に入れるわけですが、１階と同じ間取り位置になっていれば、追加で大きな梁を入れる必要がないためです。

 

また、家は上下左右の構造が対象になっているほどバランスが良く、強度も強くなるので、耐震面でのメリットも大きくすることができます。

いいこと尽くめですね。

 

 

家を安く建てるポイント④：建築材料の種類を統一する

家の建築材料はできる限り統一させることでコストダウンができます。

極端な例だと、床材は全部の部屋で同じもの、壁紙も全部の部屋で同じものを貼ると最も安くできるんです。

と言うのも、家を建てる時の材料や素材は複数になればそれだけ多くの業者に依頼をかけることになるので手数料が増えるのと、材料や素材の仕入れはある程度の余裕をみて仕入れるので、材料や素材の種類が増えることでそれだけ余分が多く出ることになるんです。

特に床のフローリング材や、壁紙など、多くの面積に必要となる素材はできるだけ種類を減らすことでコストダウンすることができます。

種類を減らすことで家の中に統一感もでるのでメリットも大きいですよ。もちろんこだわりたい場所にはしっかりと希望を取り入れましょう。

 

家を安く建てるポイント⑤：水回りを固める

水回りを固めるとは、設備をできるだけまとめてしまう方法ですが、水回りは配管が欠かせません。その配管が家のあちこちに通っていると、それだけ配管に長さが必要になって配管の費用が増えるということです。

さらに、道路側から家への配管の引き込みになるので道路側から近い位置の方が費用を抑えることができることも知っておきましょう。

2階に手洗いやトイレを付けるときには１階のトイレと上下の位置になるようにしておきたいですね。

実は、水回りを固めると、コストダウンできる以外にもいいことがあります。

それは、家事動線を短くできるということです。特にキッチン、脱衣場（洗濯機の置いている場所）はひとつの場所に固めておくと毎日の家事の負担が軽減できますよ。

 

家を安く建てるポイント⑥：設備品を見直す

設備品を見直す…、これがいちばん悩ましいところですよね。

みなさんそれぞれ気に入った設備や憧れているものがあると思うんです。

なので僕個人の意見としてはここはしっかりとお金を使ってもいいところだと考えています。

コストダウンできるところはして、こだわりたいところにはお金をかけて満足できる家づくりをするべきだと考えていますから。

 

でも、設備品を見直すこともコストダウンにつながる大事な所なので、説明だけしておきますね。

設備品にはたくさんのメーカーがあり、種類も多いです。その中からひとつだけのお気に入りを見つけるわけですが、あなたが必要としている機能を持った設備品が他のメーカーで安い価格であるかもしれません。

同じメーカーの中でもグレードを変えるだけで価格は倍以上変わることもありますので、慎重に選びましょう。

また、意外と使わない不要な機能でないかももう一度考えてみてください。必要でない機能を削ることで数万円のコストダウンにつながります。

こだわればキリがなく、こだわるほどに価格が上がっていくのが設備品だということを意識して、後悔しない設備を選ぶようにしましょう。

 

家を安く建てるポイント⑦：工事の種類を減らす

家づくりでお金がかかるものに人件費があります。人件費は工事日数×作業員数ですよね。

工事の日数を減らすか、作業員の数を減らすかでコストダウンができます。

そのために、余計な工事を極力減らせないか考えてみましょう。

よくあるのが、キッチンを作り付けの特別なものを作ってもらうこと。一点物で存在感もすばらしく、家の中でもひときわ存在感をだしてくれることだと思います。

そこにこだわりがあるなら文句なしにGoなのですが、そこで職人さんがひとり、ふたり頑張ってくれるわけですから費用が上がってしまうことになります。

また、窓を増やしたりすると、窓ガラスの職人さんに依頼をする形になるので、人件費としては増えてしまいます。窓は大きい、多いで室内の明るさや解放感が大きく変わってくるので悩むところですが、必要な大きさや数を最小限にするだけでもコストダウンには効果がありますよ。

 

まとめ：注文住宅で家を安く建てる７つのポイント

家づくりで気をつけたいのが、金銭感覚が狂ってしまうこと。家づくりの総額費用が高額なので5万円、10万円ぐらいなら大した差じゃないな～って感じてしまうことです。

いやいや、5万円、10万円ってかなりの金額ですからね！

• 室内の壁を1面無くした　5万円コストダウン
• 窓の数を一つ減らしました　5万円のコストダウン
• 壁紙の種類を1種類に統一しました　10万円のコストダウン
• 水回りをまとめました　15万円のコストダウン
• などなど。。。

 

こんなふうに、いろんな部分で少しずつのコストダウンができれば、総額では100万円以上ものコストダウンができることも珍しくないので、ちょっとシビアに厳しい目でチェックしながら少しでも安く家を建てましょう。

ちなみに、こだわりや希望を我慢してまで費用を節約するのはダメですよ！ ずっと住む家なのでかけるところにはしっかりとお金をかけて満足できる家をつくりましょうね。

満足できる家って、後から「やっぱりあれ付けておきたかったな～」って思ってしまったら失敗なんです。

僕も正直後悔している部分があります。リビングの広さを優先したために収納がもう少しほしかったなー、とかですね。

費用とのバランスがほんとに悩むところですが、しっかりと優先順位を考えて納得の家づくりをしましょうね！